よくある風俗トラブルについて

②  怖い人数人に囲まれ、免許証の写しを取られたけどどうしたらよいのか?

風俗店で利用時に本番行為などを行った場合、強面の方が数人に現れて、免許証のコピーをとられることがよくあります。

このような場合、免許証のコピーを取られることで自宅を知られることになり、家に押しかけてくるのでないか、個人情報を悪用されるのではないか不安になると思います。

そこで、どのようなリスクあり、どのような対策をとるべきかについて、簡単にご説明します。

まず、免許証のコピーをそのままを悪用される可能性はあまりせん。

昨今、クレジットカードや銀行口座を作ることは困難であり、別途資料が必要があるからです。

しかし、記載されている氏名や住所を知られることで自宅に押し掛けるという行為を実際に行ったり、自宅に行き、家族に風俗利用をばらす等と脅し、お金を要求する等の行為をされる可能性があります。

このように免許証のコピーを取られた場合は、弁護士に相談の上、早急に弁護士を介入させることをお勧めします。

弁護士が介入して免許証のコピーを回収しても、そのコピーを取られてしまったら意味がありませんので、免許証のコピーにこだわっても無意味です。

むしろ、個人情報を悪用できない状況を作り出するために、弁護士が介入するのが一番です。

弁護士が介入すれば、弁護士は相手方に電話や通知文書にて、「今後の連絡は弁護士まで連絡するように」という連絡を行います。

もちろん、このような通知を入れても風俗業者が無視をして、家に来る、本人に直接連絡するというリスクが完全に払拭されるものではありません。   

しかし、風俗業者に弁護士が後ろ盾にいることを理解させることで風俗業者が無理をするリスクは大幅に下がります。

弁護士が介入しているにもかかわらず、脅して金銭要求をした場合には、弁護士が刑事告訴する可能性や損害賠償請求を行うことがあることが風俗業者も知っているからこそ、弁護士が介入していることを風俗業者に通知することが重要なのです。

弁護士が介入した事案では、風俗業者もリスクを考え、個人情報の流出なども行わない可能性が高まります。

また、実際に本番行為や盗撮行為をしてしまっていた場合には、示談書の中に「二度と連絡しない」「免許証のコピーは破棄し、個人上は流出させない」等の条項を入れることで個人情報の流出を防ぐ

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